イベント概要
わたしたちが普段なにげなく目にしている「文字」。文字について考える機会はなかなかありませんが、あらためてふりかえると、わたしたちは毎日スマートフォンやパソコンなどで大量の文字情報を受発信する一方、手書きの文字は消えつつあります。 手書きの文字には書き手の個性があらわれ、文字が示す内容だけではなく、書いた場面や書き手の想いなど、その背景までも読みとれるようです。手書きの文字は饒舌とも言えるでしょう。 本展では、当館が収蔵する萩原朔太郎の資料から、直筆の原稿や書簡を中心に「文字」を手がかりに、朔太郎の視点や垣間見えるものをさまざまな角度から検証します。同時に、デジタル社会の現代において「文字を書く」ことを今いちど考えます。 また本展のために、萩原朔太郎賞ゆかりの方々に、朔太郎の詩を手書きで書き下ろしていただきました。ぜひ会場でご覧ください。
🌟 見どころ・アクセス情報
群馬県前橋市の前橋文学館で開催される企画展「悪筆。文字書体をなさず。冷汗冷汗。——萩原朔太郎と文字」。前橋が生んだ近代詩の巨人・萩原朔太郎の直筆原稿や書簡を通じて、手書き文字に宿る個性や表現の豊かさを探ります。デジタル時代における「文字」の意味を問い直す内容で、文学・書道ファン必見の展覧会です。前橋文学館はJR前橋駅から徒歩約15分。